はじめてのニューヨーク。
4泊6日の日程ながら、到着した日と帰国の日は空港とホテルの行き来だけで観光にあてられるのは実質3日間でした。
時差ボケによる睡眠不足と体調不良と戦いながら街歩きをした記録を写真とともに振り返ってみます。
マンハッタン中心部
最初に地下鉄で向ったのはタイムズスクエア。ミュージカルのチケット売り場や劇場の下見、ニューヨーク近代美術館などに行くつもりでした。
テレビや写真でみたことのある象徴的な建物や電光掲示板。首が痛くなるほど上をみてキョロキョロしながら歩く。オープントップバスの売り込みがすごかったのと着ぐるみを着て写真を撮ってチップを要求する人達もウロウロしていた。
M&M’Sで撮った写真はお気に入りショット。ちなみに店内には入っていない。だって、チョコ買って持ち歩いてたら溶けそうなんだもん。
ミュージカルのチケットを購入するブースを確認してから、ニューヨーク近代美術館(MoMa)に向う。
だがしかし。ニューヨーク近代美術館は絶賛工事中で休館中ではないか!
どこかの美術館が休館している情報を見かけてはいたけど、完全に出鼻をくじかれてしまう。まあ、公式サイトでちゃんと調べてなかった私が悪い。
今日は美術館に縁が無かったんだと思って方針変更。セントラルパークに向うことに。
入り口付近の像。
観光客を乗せた馬車が行き来していて気持ちよさそうだった。セントラルパーク内の散策は広すぎることを考慮し入り口付近の見学のみ。
すぐそばにはプラザホテルがあったので地下にあるフードコートに行ってみました。
通りに面した所にある扉から中に入ると地下フードコートへのエスカレーター。
フードコートといえどお洒落な空間が広がっていた。お値段はなかなかで高級フードコートと言った感じ。
グルメではない私にはここで食べておくべきものもよくわからなかったので、お手洗いを借りることにした。
日本のように綺麗なトイレがどこにでもあるわけではないので、ここは大丈夫というトイレを見つけておくことは重要なことだと思う。
そしてこちらのトイレはとてもクリーンに保たれていたのでこの近辺でお手洗いに困ったらここに駆け込もう。
個室から出たときには並びができていたので、フードコートの利用者が多い時は並ぶかもしれない。
フードコートを出て歩き始めるとすぐに見えてきたのはトランプタワー。
グーグルマップにはご丁寧にも撮影スポットとしてカメラのマークが表示されている。ものすごい逆光ながら隣のティファニーの建物もかろうじて写真に収まっていた。
トランプタワーを通り過ぎてさらに歩いて行くと高層ビル群には似合わない建造物が。
セントパトリック大聖堂。
私が歩いていた側にはアトラス像。
アトラス像と大聖堂、もしくはロックフェラーセンターを一緒に写真に収めるのがプロの技?みたい。私はもちろん素人なので別々に(笑)。
道をはさんで向かいにある大聖堂の扉が開かれているのが見え、とてもウェルカムな感じだったので行ってみることにした。
手荷物のチェックを受け中に入ってみると中は息を飲む美しさ。
ステンドグラスが張り巡らされていてとても綺麗なのです。
日曜の礼拝が行われていて信者ではない私にはいささか場違いではあるものの、大聖堂の端っこで厳かなひとときを過ごす。観光客と思われる人達もかなり多かった。
大聖堂を出たあとはグランドセントラル駅を目指してみることに。
どの建物を見てもスケールがケタ違いに感じる。
駅に向って横断歩道を渡ろうとしたその瞬間、珈琲のいいにおいがするなと思って振り返った先にあったのはこちら。
まったく混雑してなくて入ってみてもよかったのだが、ホテルの珈琲が合わず胃が辛かったのと、青山のお店で飲んだとき自分の好みの珈琲ではなかったのでいい香りだけ楽しませていただく結果となった。とてもいい香りだったので美味しい珈琲だったのかもしれない。
メインコンコースに向う通路はとても雰囲気がある。
メインコンコースに足を踏み入れるととても美しいエメラルドグリーンの天井が広がっていた。
そんな中でリンゴのマークが目について美的感覚としてどうなのかなと思わされるところも。私の写真ではわからないのだけど、実際にはけっこう気になるもので広告として成功していると言えるのかもしれない。
インフォメーションの時計といいシャンデリアといいとても美しい駅。
食事の気分ではなかったこともありダイニングはパスして次にむかうことにした。
ワンワールド・トレードセンター近辺
グランドセントラル駅をあとにしてニューヨーク公共図書館に行ってみたところ、日曜日のためか扉は固く閉ざされている。地球の歩き方によるとオープンしてるみたいだったんだけどな。今回の旅では全てにおいて公式サイトでの確認を怠っていたかも。
地下鉄の乗り放題券を購入していたこともありワンワールド・トレードセンター近辺に移動してみることにした。あの悲惨なテロから復活を遂げた場所を見ておかなければならない気がしたので。
ワンワールド・トレードセンターをはじめ数年前に完成したというオキュラスなど、テロに屈しないという強い意志を表わしたかのようなシンボル的な建物はとにかくすごい!としか言い表しようがなかった。
9.11メモリアルに移動してみた。
建物跡地にある二つのプールは今もなお深い祈りに包まれている。
ちょっと歩き疲れてきたので休憩しよう。トレードセンター付近にイータリーがあることを思い出し行ってみることにした。
トリノでお土産探しに重宝したイータリー。
色とりどりのフルーツ。
見てるだけでとても楽しい 。
だけど、イタリアから輸入していることや、そもそもニューヨークの物価が高いこともあって買い物意欲がわくことはなかった。
並びができていて人気そうに思われたジェラートを食べてみよう。イタリアの製法のジェラートなら間違いないはず。選んだフレーバーは塩キャラメル的なもの。
激甘すぎた(泣)。残念ながらイタリア風ではないみたい。私の前にいたカップルが味見して「So sweet・・・」と浮かない表情だったので嫌な感じはしつつもここまで甘いとは。
しかも、コーンに盛るときにポテッと盛ってくれちゃって、色が色だけにまるで○ん○みたいやん!全然インスタ映えせんし(インスタしてないけど)。
なめらかでクリーミーな感じではなくてシャリっと氷な感じで、お値段4.9$だったかな。
イタリアで食べたジェラートがとても恋しくなったのでした。
イータリーのフロアにもお手洗いがありこちらも綺麗だったので困ったときにはかけこみましょう。
ブルックリンブリッジ
甘すぎるジェラートでさらに胃の調子を狂わせてしまったけど足の疲れは少しマシに。地下鉄でチェルシーマーケットにでも行ってみようかと、地下鉄駅を探しながら歩いていると気持ちのいい公園に遭遇し吸い込まれました。
市庁舎のあるところでした。
公園の中を反対側に向って歩いて行くとなんだか賑やかな音楽が聞こえてくるし、人がたくさんいるようです。
なんか見たことのあるような橋。ブルックリンブリッジだ!方向音痴なのでまさかブルックリンブリッジの近くにいるとは思いもよらなかった。
明日行こうと思っていたけど目の前に見えているので行ってみる。ちょっと足はツラいけど。
ブルックリンまで渡りきるのは無理だなと判断し途中で引き返すことになってしまったけど、ちょっとだけでも行くことができてよかった。
痛む足を引きずりながらホテルに帰ろう。