※2022年5月の宿泊記
※エリート会員の特典等は利用した当時の内容となります。
誕生日月でもあったので、普段はあまり利用しないラグジュアリー系のホテルに行く計画を立てていました。今回は小旅行気分も兼ねて、かつ、まだ利用したことのないJWマリオット奈良ホテルに行ってみたくてこちらを予約。
今回はポイント泊40000ポイントとお得な日曜日に利用。誕生日当日ステイを企んでいたのですが、平日に連休を取るのが難しく断念しました。
チェックイン、レセプション
ホテルには大阪から近鉄電車を利用して新大宮で下車し、新大宮からは少々距離がありますがあまり行くことのない奈良の散歩もかねて徒歩にて向かいました。
土、日、祝日はJR奈良駅、近鉄奈良駅よりシャトルバスが運行されていますので、私のように公共交通で向かわれる方はこちらを利用するのが良さそうですね。
ロビーに入ると左手に写真で見たことのある鹿の絵が目にとまりました。日曜日ということもあり、ロビーフロアは多くの人で賑わっていた。(到着時には人でにぎわっていたので、この写真は夜10時頃に撮ったものです。)
14時過ぎに到着してしまったのでフロアのスタッフに尋ねたところ、エグゼクティブラウンジでのチェックインをすすめられ男性スタッフがアテンドしてくださいました。(プラチナ以上のエリート会員はラウンジが利用できました。)
今回ははじめての利用だったので、ラウンジまでアテンドいただけて良かったです。翌朝ヨガのアクティビティがあると教えてくださり、ちょっと興味をもちました(が、結局行かなかった)。
6階建ての低層の建物ということもあってか敷地面積が広く、2階フロアはとてもゆったりとした贅沢な空間。
エグゼクティブウンジに入室すると4組ほど利用者がおられ、私たちのようにチェックインの方も。
先客も少なかったので広々としたソファ席に着席。ウェルカムドリンクを勧められましたので、ノンアルコールのドリンクをオーダー。確か青りんごと何かのシャンパン的なドリンクだったと記憶しています。暑い中を歩いてきたこともありシュワっと喉を潤し生き返りました。
チェックインが終わると贅沢な2階フロアを見学してからエレベーターで客室へ。
ルームツアー(Nara ジュニアスイート)
本日のお部屋はこちらです。
スイートナイトアワードが承認されたこともありNara ジュニアスイートでした。
スタンダードの部屋より少し広めの43㎡で、リビングスペースはコンパクトな感じではありますが使い勝手のよい静かなお部屋です。
テーブルにはウェルカムスウィーツとレター、マスクと消毒ジェル。スウィーツは柿の最中。柿の甘みと柚子の爽やかさがマッチした美味しいお菓子です。
室内には奈良といえばの鹿のモチーフや置物。
ベッドはシモンズ製のようですが、ふんわりしていながらも柔らかすぎずかなり寝心地よし。普段は枕1つですが2つ使用してちょうど良い感じになりました。
ベッド側から部屋を見るとこんな感じ
ベッドの右隣がウエットエリアで、ベッドとバスルームはスライドドアを引いて仕切ることができます。廊下側の入り口も扉を閉めることができ独立した空間になりました。
廊下右手がバスルームで左手にトイレ。
パウダールームの洗面台には、ソープ、ボディーローション、ポットの中にバスソルト、ケースの中にアメニティが配置されています。
ケースの中には歯ブラシ、マウスウォッシュ、シェーバー、レディースセットなど。緑があるのと素敵なグラスが置いてあるのがポイントですね。
スキンケアセットは雪肌精。喜ばれる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
バスアメニティは詳しくありませんがアロマテラピーアソシエイツで統一されており、ホテルのSPAでこちらのアロマオイルが使われているとのこと。
リラックス効果のありそうな良い香りとたっぷりの容量。
バスソルトは1個のみだったので次回は2人分リクエストしようと思いました。またウォッシュタオルが見当たらなかったので、お願いすればよかったです。
バスルームは洗い場付きで使いやすいです。バスルームのユニットは他のマリオット系ホテルで見かける感じかなと思います。私は長風呂が苦手なのですが、タブレットのスタンドがあるのは時代を反映しているようです。
そういえば、こちらはパウダールーム内にクローゼットがあります。洗面台のエリアにクローゼットは珍しいと思いました。スペースの関係からでしょうか。
バスローブはサイズ違いが用意されていてパジャマもあり。靴磨きをお願いする用のトレーなどが置かれています。
セーフティボックスや体重計、予備のタオルなど。
スリッパは厚みがあって履き心地がよい。こちらもサイズ違いで用意してあった。
程よい厚みと肌触りの良いバスローブ。このバスローブの後ろに見える取っ手を引いて扉を閉めることができました。
個人的に嬉しかったのは上下セパレートのパジャマがあったこと。バスローブや浴衣で寝るのが嫌なので選択肢があるのはありがたいです。
袖丈が短いので洗顔の際に袖がドボドボに濡れません。
ルームツアーの最後に部屋の位置をと思いましたがブレブレの写真しか見当たらず・・・。左下が利用した部屋で、通りに面したコーナールームがスイートルームのようですね。(実は後日右上の部屋を利用しましたので、気力があれば記事を書くつもりです。)
エグゼクティブラウンジ
お部屋の写真を撮り終わり少しくつろいだあとは近隣の散策にでかけ、18時頃にエグゼクティブラウンジのカクテルタイムに行ってみました。
ちょっと忘れてしまったのですが、お子様の入室は19時とか19時30分までに制限があったように記憶しています。
チェックインの時に説明を受けたのですが、前菜、メイン、デザートなど用意されており、説明の通りラウンジの食事だけでおなかが満たされてしまう内容でした。
まずはプレミアムモルツで乾杯。
サラダやチーズはピックアップしやすいよう小皿に入れて配置されており、スープ系のものはスタッフの方が入れてくださいました。
こちらはとても美味しかったホタテのサラダとポークのグリル。ワンプレートに盛り付けてみた。
海鮮があまり得意ではない私ですが、このホタテはくさみもなくて大丈夫でした。また、ポークのグリルは柔らかくジューシーかつグリルした風味もあり非常によかったです。
れんこん饅頭とカレー。
デザート三種。どれも美味です。
ART OF TEAの紅茶と、お部屋にもあるホテルロゴの入った上久保茶園のお茶など。
上久保茶園の煎茶は香り良くまろやかで素晴らしいですね。普段緑茶を飲んでいないこともあり緑茶の美味しさについて考えさせられました。
そして夜の館内探索の前にもラウンジに立ち寄ってみると、カクテルタイム終了後はアルコール類を含むドリンクと軽いスナックの提供がされていました。
21時30分くらいと思いますが利用者はわずか。この日はカクテルタイム中も時間制限なく終始落ち着いた雰囲気でくつろげました。
ラウンジでの朝食は提供がされてなかったので様子はわかりませんでしたが、ティータイムの時間はソフトドリンクとスナックが提供されていました。
ペリエをいただいて館内散策をして部屋に戻りました。
シルクロードダイニングの朝食
シルクロードダイニングでの朝食の内容も少しだけ残しておきます。(この時はラウンジで朝食の提供がなくレストランでの朝食でした。日によって運用が異なるようです。)
8時前くらいに行ってみるとレストラン内はそこまで混雑してなく適度な賑わい。
車寄せの見える窓側に着席。
最初にたまご料理をオーダーするシステムのようでした。何の下調べもなく来てしまって何も考えずいつも通りのオムレツと目玉焼きを頼んでしまった・・・。シグネチャーを尋ねたら良かったです。
また、Marriottのエリート会員にはシャンパンのサービスがありました。お酒は嫌いではない二人でしたが、ノンアルコールでお願いした次第です。多くのテーブルにシャンパングラスが並んでいたように見えたのは気のせいでは無いでしょう。
目を引くフルーツのシロップ漬けの瓶が並べられたケース。フルーツジュース、ミックスジュース、ミルク類がありました。
朝食は普段からあまり食べないので和食っぽいものを少量とってみました。三輪そうめんはコシがありツルンとなめらか。やっぱりそうめんといえば三輪そうめん。
和食のラインナップは奈良ならでは(!)の奈良漬け、飛鳥汁、茶粥、など地元食材を多く使われている印象でした。
連れの者は朝食だけはしっかり食べる派でサラダなどモリモリ食べて満足顔。チーズ入りのオムレツも美味しかったようです。私の目玉焼きももちろん美味しくいただきました。
木の温もりを感じる店内は開放的で席間隔もゆったり。きらめくオブジェや照明が印象に残るとても素敵な空間でした。
レストランスタッフの方も親切で丁寧な対応をしてくださり好印象。お料理の味も好みの感じでレストランで朝食ができて良かったです。
朝食のあとは快適なお部屋で朝風呂を楽しみ、ウェルカムスウィーツの柿のお菓子と煎茶のマッチングにほっこりするなど、昼頃までくつろぎました。
はじめて利用した感想など
はじめて利用したJWマリオット奈良ホテル。全体を通してまた来てみたいと思える滞在になりました。
今回はポイント泊でかつ広めのお部屋を利用できたということや、朝食がレストランでの提供であったことなど運が良かったこともありますが、そのようなところを差し引きしても好印象でした。
スタッフの方の嫌味のない程よい応対が良い印象を残してくれたのではないかなと思います。
ラウンジと朝食で少しいただいただけですが、お料理が美味しかったので、レストラン利用をメインにきてみたいなとも思えるホテルでした。