※2020年2月の旅行記。
まだコロナウイルスが大変な事になる前に東京に出かけた時のメモと写真。
まず行ったのはアーティゾン美術館。実はというとブリジストン美術館に行ったことがなくて新たにオープンするのを心待ちにしていました。
チケットは公式サイトから日時指定予約をするとお安くなるし便利だった。オープンしたばかりの美術館は何もかもが洗練されていて、スタッフのユニフォームまでもスタイリッシュなものだった。
開館記念のコレクション展は見応えたっぷり過ぎるほど充実していた。写真撮影が自由にできたので、気に入った彫刻なんかを写真に納めておいた。
館内のいたるところが絵になる造り。
ロッカーまでもアート作品に見えてしまう。
過去に行われた美術展や図録が並ぶ空間も素敵だった。
ストレス無く見て回れる展示室の構成も良かったし東京に来たときはまた何度も来たいと思える美術館となった。そして翌日もう一度足を運ぶことになるのだが。
アーティゾン美術館を後にして向かったのは銀座のVenchi。
イタリア旅行中にこちらのお店のジェラートを食べていなかったことが心残りで、せっかく近くにいるのだからと行ってみることに。
キラキラとしたお洒落な外観の店舗。
ものすごく冷え込んだ2月のお昼前。さすがに並びもなく即購入できた。
一番小さいサイズのピッコロ。フレーバーを2種類選ばせてくれたのでチョコとバニラっぽい何かを選ぶ。お値段は700円くらい。
ビジュアルが何かこれじゃないって感じがするのだけど、気のせいでしょうか。
イートインスペースがないのは把握してたけど、凍える空の下で冷たい風に吹かれながら食べるジェラートは厳しいものがあった。
チョコレートのフレーバーは濃厚ながらもくどくなく非常に美味しかったものの、この日は寒すぎてジェラートはねっとりと硬く口の中が凍った。ちょっと想像していた感じと違ったのは日が悪かったのだということにしておこう。もう少し暖かい時にリベンジしたいと思う。
そして別行動をしていた友人と合流するため池袋へ移動。サンシャイン付近でしばし待てとのことだったので、大阪にはないセガフレードで待つことにした。
トリノで珈琲が美味しかったセガフレード。 イタリアのバールでは決して頼んではいけないアメリカーノをオーダーをして変な顔をされてしまった私。
カプチーノをオーダーしてみるととても美味しい!!泡が固くなくて一体感があり求めていたカプチーノに出会った感じだ。
チェーン系のコーヒーショップはめったに利用しない私ですが、近くにあれば通いたいと思えるようなカプチーノだった。
その後、展示会に行っていた友人と合流して向かったのは湯島の国立近現代建築資料館。
入館方法が特殊で、合同庁舎の入り口のゲートで名前を記帳をして守衛の方からバッジをもらい、帰るときにバッジを返却するシステム。 なお、土日は旧岩崎庭から入館するようで、旧岩崎庭に入るには400円必要とのことだ。
建築家の吉田鉄郎の企画展が行われていて入館料はなんと無料。国の博物館のひとつであるとはいえ驚きました。安藤忠雄氏が名誉館長を勤められているとのことだ。
美術や建築に詳しい友人が行きたいとのことでついて来ただけだったが、興味深いものであった。
建築や設計のことはてんでわからないけど、気付いた時には取り壊しが終わっていた大阪中央郵便局はこの方の設計だったとはじめて知った。郵便窓口のあるフロアはひどく古びていたいう記憶しか残っていないのだけど。
印象的だったメインフロアの展示スペース。
展示を見終わると、親切な警備の方が事務局で図録がもらえるということを教えてくれた。案内が無ければそのままスルーしているところ。
いただいた図録はとても立派な物で、1人1冊無料で配布されていた。私が持っていてもアレなので友人に進呈した。
今回宿泊したのは何故か幕張にあるアパホテル&リゾート。
友人に飛行機もホテルも任せた結果がこうなった。復興割引きとか色々あってパッケージツアーを安く手配できたらしい。
アパホテルにはほとんど縁がなくて泊まるのは初めて。箱が大きすぎるくらいに大きいにもかかわらず私たちのお安いプランの部屋は非常に狭いものだったが、お金を払うとちゃんと広いお部屋もあるようだ。
ナイトウエアは無くてペラい浴衣だったのが個人的には辛かったです。
バスルームもかなり狭かったけど、狭さをカバーする工夫がなされているし、綺麗に改装されているしで、思ったより悪くはなかったかな。
また、ちゃんとした大浴場があるのでそちらを利用するのが基本なのかもしれません。面倒ながらも行ってみると、とても広々としていてゆったり利用することができた。建物が巨大過ぎるため館内の移動は少々大変ではあるが思い切って行っておいて良かったと思う。
次の日、昨日行ったアーティゾン美術館に友人が行きたいというので2日連続で訪問することに。
東京方面に向かう電車の中から富士山が結構はっきり見え、お上りさんなのでついつい写真を撮ってしまった。
2度目のアーティゾン美術館では友人の講釈を聞きながら改めてコレクション展を見てまわる。その後、岩田誠医師の講演 「ホモ・ピクトル・ムジカーリス─描き音楽するヒト」を聴くことができたのは収穫だった。
次は美味しいパンを求めて荻窪へ移動。
知人に教えてもらったこちらのお店。 自分の好みにピッタリはまってしまって、東京に来るたびにこちらでパンを買い込んでいる。甘いのも甘くないのも、硬いのもそうで無いのもどれをとっても美味しいのです。イートインでビールとともにパンを食べたいと思っているのだが、いつもイートインはいっぱいで願いは実現していない。
そして最終日の朝。
ホテルをチェックアウトし隣接する幕張メッセのほうに行ってみるとすごい人で何かと思えばこちら。
Wonder Festivalが開催されていた。
出展している人の話を聴いたことがあって、その時はふーんと思っていただけだったが、ここがその会場だったのだ。おそらくその人は参加しているのだろう。
友人はこのために幕張のアパに泊まったのだろうかと思ったがそうではなかった。
東京駅で下車したこともあり、先日観た吉田鉄郎設計の建物が残るKITTEを見ておきました。この緩やかな曲線がとても美しく、一部保存とはいえ残されたのはとても素晴らしいことだと思う。
快晴の浜松町駅付近から見えた東京タワー。そしてモノレールに乗り換えて羽田へ。
久しぶりにJALを利用したのだけど今日の富士山はものすごく近かった。
いつもこんな感じだったのかな?ANAと飛んでるルートが違うのでしょうか。
あっという間に伊丹に到着。
東京ー大阪間の移動は新幹線より飛行機のほうが体力的に楽チンだと感じる今日この頃です。